システム開発の話ではありません。
最近、やっぱりというかなんというか初音ミクに刺激されて音楽をもう一回やりたくなったんです。
中学高校と音楽ばっかりやっていたので、大学の4年間やってないくらいで忘れてないだろう、と思ってたんです。
でも、いろいろ忘れているわけですよ、実際。
クラシック的な理論を習っていたので、感性優先で作りたいと思っても理論がわかってないと不安になっちゃう。というわけで、現在、和声法とか自由対位法とか復習しています。その次はFMとアナログでの音作りの感触を取り戻すことかな・・・
でもやっぱり基礎の基礎って絶対に忘れないもんだな、と思った。久しく使ってない知識だけど、トニイホロヘハ、ヘロホイニトハ、シミラレソドファ、ファドソレラミシ、これはしっかり覚えていた。
知識を保っていくことはほんとに難しい。人間の脳の記憶容量は普通に生きている限りだと無限に近い。storeにはあまり失敗しない。結局retrieveできなくなっていくのが問題だったりする。
それを大学の講義で習って、しばらくして自分用のメモを残すようになった。
今、昔書いた曲の譜面(ソース)をみても何でこういう進行にしたか、わからない。今回、勉強しなおしながらメモを残している。なんか、ドキュメントがないとわかんないやつになっちゃったみたいですごくむなしい。けど、やっぱりメモを残すのが一番効率がいい。記憶はそう簡単に消えない。retrieveする手がかりがあればいい。基礎とか、メモする必要はない。自分が忘れそうなことをうまく見抜いて、残していく。
これは幅広くやろうとしてしまう人の宿命だよなあ。言語にしても、実は自分用メモを見ないとまったく書けない、というレベルになってしまっているものもあるんだよねえ(HaskellとかSmalltalkとか・・・最近はどう書く?orgでコードを見るおかげでそこまでひどくないが)。
どう書く?orgと言えば主に Scalaで参戦 してるわけですが、ブログでほとんどScalaに言及してないな。まぁ、Scalaの記事とか読みたい人もあんまりいないだろうし、いいか。