そういえば、こういうサイトに定番っぽい開発環境を書いたのがないので、自己紹介?も兼ねて晒してみます。
開発はだいたいWindows上のvmware(Debian)でやってます。ただし、そこは定番どころばっかりなのでパス。まぁvim+screen+zshです。puttyでつないでますよ。sambaでマウントしてますよ。ええ。それぞれ結構設定しまくっていて、グローバルなSVNサーバーにおいてあります。
Windowsでの開発環境
あんまりWindowsは好きではないけど、Macよりは好きだったりする。というわけでWindows。普段使いのOSでもあるので、主に自分用の小物を書くことが多いです。怠け者なので、自動化できるものはすぐプログラムに置き換えちゃいます。でも言語は結構様々。もとから言語にこだわらず、一番適しているものを使う主義なので小物が多いにもかかわらず、言語は結構多いのかも。
今のところ、だいたい
- それなりのGUIが必要なアプリ:Delphi6
- 一枚ウインドウがあるくらいのGUIアプリ:Python(wxWidgets)
- GUIがなく、立ち上がりの速さや軽さが欲しいもの:C(MinGW)
- それ以外の小物:Python
という感じで適材適所。
Linuxではまったく定番な感じ(定番が自分にしっくりきた)だったけど、Windowsにはキーボード派の定番ってのは少ない気がするので、結構独特なのかも。方針は
- キーボードで操作しやすいように。
- なるべくlinuxと同じような感覚(←これ重要)で。
感覚なので一緒じゃなくてもいいのです。
gvim
開発はほとんどこいつです。Delphi以外は。Linuxのvimと同じ設定ファイルを共有してます。俺はvimがなくちゃ生きていけない人間なので、USBメモリにいれてもち運べるようにしてあります。
Firefox
ブラウザはこいつ。ただし PortableFirefox です。これもUSBメモリにいれて持ち運べるように。学校にいってもUSBメモリをさすだけで普段の環境。拡張も結構つっこんでます。
cltc
タスク切り替えが便利になるソフト。こんな感じで表示されます。インクリメンタル検索での選択や、カーソルキーでの選択ができます。
windowsでタスク切り替えというと`Alt+TAB`ですが、これ非常に使いづらい。そこでこのソフト。ここでキモになるのがキー設定で
Ctrl+Shift+z
で起動Ctrl+j
とCtrl+k
でタスクを選択
という風に設定しています。俺と同じLinux開発環境の人は分かるでしょう(笑
Ctrl+z` がscreenのエスケープで
jk`` はvim。これだけでかなりLinuxと同じ感覚でタスクが選べるようになります。
MigemizeExplorer
こりゃ定番。説明不要ですよねえ。超便利。
craftlaunch
これがないと始まらない。コマンド型ランチャー。craftlanuchラブ。こいつはデスクトップ用と持ち運び用(USBメモリに入れる用)の2個も用意してます。起動用ホットキーはeclipseなんてもんは使ってないので Ctrl+Space
です。
俺の場合はほぼ全ての作業の起点がこのソフト。ランチャーとしてのソフト起動から簡易シェルとしてまで大活躍。中でもオススメなのはexplorer.exe(windows標準のシェル)+craftlaunchの連携。
craftlaunchというと「あふ」との連携が有名ですが、俺はあえてexplorer.exeと連携してます。というのも、なにぶん普段使いのOSですから、マルチメディアのファイルなんかも多いわけです。重くてもプレビューが見れたりするのは便利なもんです。日本語のファイル名だし、ファイラーつかってもファイル選択するのがめんどくさいもんです。
どうやって連携してるかというと、基本的に小物アプリ+ショートカットキー。この使い方をはじめるきっかけになったのは「せっかくcraftlaunchからキーボードだけでフォルダ開けるんだから、ホームポジションで楽にキーボードだけで閉じたいなあ」という思い。
ctrl+space
,ctrl+[
の2ステップでウインドウが閉じられます。ctrlは押しっぱなしでいいので非常に軽快に閉じられます。鉄の小指を持つemacs使いの人ならなおのことでしょう(笑
その他の連携
フォルダの新規作成
windowのexplorerの不満はフォルダを作るのがめんどくさいことですよね。キーボードならAlt+F W F
でしょうか。というわけでfiniのような自作コマンドで対応してます。超テキトーなのですが、あげておきます。
こいつを ctrl+n
にショートカットとして割り当ててあります。すると・・・ craftlaunchでフォルダを開く→MigemizeExplorerで快適にフォルダをたどる→「フォルダつくりてえ」→ctrl+space
フォルダ名入力ctrl+n
という感じになるわけで、結構ハッピーです。
コンソール
おなじような感じで、表示されているフォルダをカレントディレクトリとしてcmd.exeを起動するものもつくってあります。ほとんどつかわないけど。
以上のような、変なWindowsで日々暮らしています。cltcでブラウザやvim、コンソールを行き来しながらIDEはあんまり使わないでガリガリ書いています。 まぁ、だいたいvmware上のLinuxにいるんですけど(笑 まとめると
- cltcで
ctrl+z
にctrl+j,k
。快適ですよ。 - MigemizeExplorerはWindows標準装備になればいいのに。
- craftlaunchはあふと連携してもいいけど、explorerと連携してもハッピーですよ。
という感じです。
エミュレーターのほうはあのあとCPUを若干チューニングして、1フレーム0.1はキリました。今はPPUを書いてるんですが、そろそろ就職に備えて家を探さないといけません。京都と関東を行き来するのはいろいろこたえます。移動中はシグマリオンのPocketSchemeでSchemeでも書いて暇つぶしです。